【3月3日は桃の節句】五感で春の訪れを。ハートスが「ひな祭りの食育」に込める想いと献立

 

もうすぐ3月3日、「ひな祭り」ですね。

女の子の健やかな成長と幸せを願う日本の伝統行事ですが、私たちハートスフードクリエーツでは、性別に関わらずすべての子どもたちが日本の四季や文化に触れる大切な機会と捉えています。

 

現在、私たちが給食を受託している各こども園の厨房では、子どもたちに「春」を届けるための準備を進めています。

今回は、まもなく迎えるひな祭りに向けて、ハートスが大切にしている食育の取り組みや、各園で予定されている献立の工夫についてご紹介します。

 

園ごとの想いが詰まった献立

ハートスの求食事業(給食事業)では、効率よりもそれぞれの園の想いを形にすることを何より大切にし、園ごとの方針に合わせて献立を作成しています。

 

「去年のひな祭りはこれが好評だったね」「今年はこんな驚きを届けたいな」

 

今年のひな祭りも、お昼ごはんとおやつの両方で、その園ならではの季節を感じられるメニューを提供する予定です!

 

春の彩りをちりばめたお昼ごはん

 

給食の時間は、日本の伝統的な行事食をしっかりと味わってもらうことを大切にしています。

そのため、多くの園ではこの日の献立に、ひな祭りの定番である「ちらし寿司」を取り入れます。

具材の大きさや盛り付けは、園ごとにアレンジ。

 

お花の形に型抜きした人参や錦糸卵を散らして春の野原のような華やかさを演出したり、旬の食材を使った小鉢や花麩を浮かべたすまし汁を合わせたり。

こうした春らしい彩りや盛り付けは、子どもたちの「わあ、お花だ!」「これなあに?」という好奇心を引き出すことを狙っています。

 

目でも楽しむスイーツ

子どもたちが心待ちにする午後のおやつには、各園スタッフの遊び心が光ります!

 

  • 手作りお雛様クレープ

 

クレープ生地を十二単に見立て、イチゴでお雛様の顔と扇を表現しています。

 

  • 三色団子風パン

 

「ピンク・白・緑」のひな祭りカラーで焼き上げた可愛らしいパンです。

 

  • お花のゼリー

 

一つひとつ型抜きしたお花ゼリーをあしらった、華やかなゼリーです。

 

子どもたちの「わあ!」「かわいい!」という歓声を想像しながら、ひとつひとつ心を込めて準備しています。

 

忙しい保護者様に寄り添い、子どもたちには「心に届く体験」を」

共働きのご家庭も多い現代、ご自宅で伝統的な行事食をすべて準備するのは難しいもの。

園での給食が、忙しい保護者の方々の支えに少しでもなれば、これほど嬉しいことはありません。

 

ただ、私たちが本当に大切にしたいのは、単に「お家の代わりを務めること」だけではありません。

一番の願いは、食事を通して子どもたちが旬の食材に触れ、日本の四季や文化を肌で感じるかけがえのない機会をつくることです。

 

ひな祭りは、子どもたちの健やかな成長を願い、災いを払う日本の伝統行事です。

「なんで、今日はこのご飯なの?」

そんな子どもたちの純粋な疑問や興味の芽を大切に、日々の給食を通じて日本の美しい文化を次世代へと繋いでいきたいと考えています。

 

【食育コラム】ひな祭りの献立に込められた願い

最後に、ひな祭りの献立に込められた豆知識を少しご紹介します。

ぜひ子どもたちとの会話のネタにしてみてくださいね。

 

  • ちらし寿司の具材

 

海老は「腰が曲がるまで長生きできるように」、れんこんには「先の見通しが良くなるように」、錦糸卵の黄色と白身の白で「金銀財宝」を。

こうした健やかな成長や幸せを願う縁起の良い食材をふんだんに取り入れています。

 

  • ハマグリのお吸い物

 

ハマグリの貝殻は、対になっている元の殻以外とはぴったり合いません。

このことから「一生一人の人と仲良く添い遂げられますように」という良縁を願う意味があります。

 

  • ひな祭りの三色(赤・白・緑)

 

菱餅(ひしもち)などに見られるこの三色は、赤(桃の花・魔除け)、白(雪・清浄)、緑(新緑・健康)を表します。

「雪の下から新芽が吹き出し、桃の花が咲く」という春の情景を象徴しています。

 

 

今年のひな祭りも、たくさんの笑顔が咲く一日となりますように。

私たちは一皿のご飯に想いをのせて、子どもたちのもとへ届けてまいります。