ハートスが給食を提供するこども園にインタビュー!私たちの給食や食育の取り組みに思うことは?<あけぼのほりえこども園>

自園調理にこだわりを持つ幼稚園や認定こども園に専門スタッフを派遣し、毎日できたての美味しい給食を提供するハートスフードクリエーツ。

私たちが給食を提供する園では、食育イベントのほか、自社農園で栽培した無農薬野菜などを販売する「ハートスマルシェ」を開催することも。食へのさまざまな取り組みを通じて、園に通う子どもたちの健やかな成長をサポートしています。

今回は「あけぼのほりえこども園」の安家園長先生に、園のこと、給食のこと、これからハートスと一緒に取り組んでいきたいことを伺いました。

 

子どもたちの心身の成長を促すために

 

 

 

 

 

 

Q. 園で大切にしていることは?

当園に通う子どもたちが住んでいるのは、タワーマンションが立ち並ぶエリア。エレベーターを使い、両親が運転する車や自転車に乗って目的地に向かうことが日常になっています。体を動かしたり体幹を鍛えたりすることがしづらい環境にあるため、園では体と頭をフル回転させて思いっきり遊べる環境づくりを大切にしています。

 

Q. 子どもたちと接する上で心がけていることは?

 

 

 

 

 

 

幼少期で特に大事にしなければならないのは、納得して行動すること。

だから子どもたちに何かを伝えるときは、納得のいく理由を添えるようにしています。「ダメなものはダメ!理由なんて考えなくてもいい」というスタンスでは、考える力も身につかなければ、他人に対して質の高い問いかけをしたり、主体的に行動したりできる人にはなれませんからね。

 

Q. スタッフの方も「納得して行動する」ことを実践されているそうですね。

スタッフも納得できないことをモヤモヤしながらやるより、きちんと行動の意味を理解して一生懸命やる方が気持ちよく働けます。例えば、集団生活におけるルールも、自分たちが納得して決めたものであれば、ルールを守らなければいけない理由を子どもたちにきちんと説明できます。そうした環境でこそ、質の高い保育も生まれていくのではないでしょうか。

 

ハートスと一緒に取り組みたい「子育て支援カフェ」

 

 

 

 

 

 

Q. ハートスが提供する給食はいかがですか。

出汁を効かせた味噌汁やスープ、高野豆腐やひじきなどのおかずで構成された米飯中心の給食は、保護者の方に大変好評です。給食には、三重県産のアカモクなど、普段見かけない食材が並ぶことも。食材へのこだわりや子どもたちの食への興味・関心を引き出す食育も含め、園やハートスさんの想いというのはしっかり保護者の皆さんに届いています。毎年年末に実施する給食の献立に関するアンケートでは、9割以上の方々が、満足していると答えています。

 

Q. 給食を提供する上で難しさを感じることは?

子どもたちの中には、普段からお菓子や麺類しか食べない子がおり、米飯中心の給食だとなかなかお箸が進まないことも。そこが悩ましいところですね。

ただ、園での給食を機に、嫌いだったものが食べられるようになったという話はよく聞きます。給食がおいしいのはもちろん、一緒に食べる友達がいるということが大きな力になっています。その点を偏食改善へのアプローチにしていきたいですね。

 

Q. 今後ハートスと共に取り組んでいきたいことを教えてください。

 

 

 

 

 

 

現在ハートスマルシェは好評で、地域の方々がたくさん来てくださっています。そんな中、もう一つハートスさんと一緒にやりたいのが「子育て支援カフェ」。

カフェでは、0、1、2歳の未就園児の子どもたちとその親を対象に、園の昼食を1食500円のワンコインで提供。食事の間、子どもたちは保育士が見て、ご両親には子育ての相談をしてもらえればと考えています。

ハートスさんのお力を借りながら、地域における「子育てステーション」としての役割をさらに広げていけるといいですね!

 

私たちも「子育て支援カフェ」が近いうちにオープンできるよう協力させていただきます。

また食育活動にも力を入れておられるので、以前実施させていただいた味噌づくり体験に続き、今度は魚の解体ショーを開催しましょう!これからも園とハートスが協力し、子どもたちに食の大切さや楽しさを伝えていきたいと思います。