子どもたちの笑顔のために ハートスが給食に込めた想いとこだわり
「よく食べる」ことは「よく生きること」。
ハートスフードクリエーツでは、そんな想いを込めて、求食(給食)事業を展開。自園調理にこだわりを持つ幼稚園や保育園に専門スタッフを派遣し、子どもたちの健やかな成長をサポートする給食を提供しています。
今回は、私たちの給食へのこだわりや食への想いとともに、食を通して成長する子どもたちの姿をご紹介します。
ハートスの給食へのこだわり
私たちがお届けする給食には、いくつかのこだわりがあります。
まずこだわっているのは食材。私たちは、地元の農漁業者から直接仕入れる野菜や魚とともに、自社ファームで育てた無農薬野菜をふんだんに使用。安心安全はもちろん、栄養価の高い旬の野菜や果物を積極的に取り入れることで、子ども達の健やかな成長を促し、食への興味・関心を広げられるよう心がけています。
もう一つのこだわりは、手間暇を惜しまず、手作りをすること。
例えば、栗ごはんは加工済みのむき栗ではなく、スタッフが拾った地元産の生栗を使用。園児さんの人数分の栗の皮をむくのは、時間も手間もかかりますが、旬の美味しい栗を使ったホクホクの栗ご飯を子どもたちに食べてもらいたいと、心を込めて手作りしています。
給食というのは、子どもたちのことを第一に考えてつくるもの。
スタッフは、子どもたちに何を食べてもらうのが良いのか、どうすれば苦手な食材を食べてもらえるのかを考えながら、献立づくりに取り組んでいます。
給食室に届いたうれしい報告「給食が食べられるようになったよ!」
食材にこだわった手作りの美味しい給食を子どもたちに。
私たちは、日々その想いを胸に給食を作り続けていますが、すべての子どもたちが給食を残さず全部食べられるかと言えば、決してそうではありません。
たいていの子どもたちには好き嫌いがあります。その日の体調によって食べられないこともあります。ある園には、食が細くて、決められた1人前の量を食べきれないというお子さんもいました。その園では、給食を残した場合、残したごはんを自分で給食室まで運ぶというルールがあり、お子さんは毎日のように残した給食を持ってきていました。
ところが、卒園を控えたある日のこと。給食室にやってきたお子さんを見てスタッフが思わず驚きの声を上げました。なんと手にしていたお皿はすべて空に。しかも「今日は全部食べられたよ!」とうれしそうに報告までしてくれたのです。給食を残さなかったときは、自分でお皿を給食室まで運ぶ必要はなかったのですが、お子さんは食べきれたことを伝えたくて、スタッフのところまで来てくれたのです。
スタッフ一同感激したのは言うまでもありません。
これからも子どもたちを笑顔にする給食を!
その後、お子さんは残り2回だった園での給食もすべて残さず完食。そして最後には、給食室までお手紙を届けてくれました。
そこには、給食が食べられるようになった喜びと、毎日給食を作り続けてくれたスタッフへの感謝の気持ちが綴られていました。
手紙を読んだスタッフは、思わずお子さんを抱きしめたそうです。うれしくて涙が止まらなかったとも話していました。
幼稚園の給食は、月曜から金曜まで毎日提供するもの。日々顔を合わせ、食を通して子どもたちと向き合い、心身の成長を支えています。だからこそ、配慮しなければいけないことも多く大変な仕事ではありますが、子どもたちの成長を傍で感じられるというのは、大きなやりがいに。また子どもたちや保護者の方々からの「ありがとう」の言葉は、私たちの励みにもなっています。
私たちハートスは、子どもたちを笑顔にする給食をこれからも作り続けてまいります。