新たなおいしさを生みフードロス削減にも貢献!ハートスフードクリエーツOEM事業の取り組みをご紹介します

「自社ブランドの商品を開発したい」

「育てている野菜や果物でオリジナルのスイーツをつくりたい」

ハートスフードクリエーツは、そうしたご要望に耳を傾け、商品開発や製造をお手伝いするOEM事業にも積極的に取り組んでいます。

今回は、私たちの取り組み事例として、奈良・吉野の地で酒造りを行う美吉野醸造様とのコラボレーションで生まれたスイーツをご紹介。伝統的な酒造りの過程で生じる酒粕や梅実を「余すことなくおいしく食べ尽くしたい」との想いをカタチにすべく、私たちは「酒粕アイス」と「梅実ソルベ」を開発しました。すでに販売を開始していますので、ぜひ美吉野醸造様のオンラインストアをチェックしてみてくださいね!

 

奈良・吉野の自然に寄り添う、美吉野醸造様の酒造り

千本桜で知られる奈良・吉野。

自然と発酵が進む多湿な山林地帯に蔵を構える美吉野醸造様は、風土の特徴を最大限に生かした「酸を解放する」こだわりの酒造りを行っています。

発酵が進むからこそ、酸を抑える酒造りではなく、「発酵が酸を生み出すのであれば、それに見合うだけの米の旨味を引き出す」という発想で、独自の醸造スタイルを確立させてきたといいます。

 

使用する酒米は、生産者の方々が風土の特徴を生かして栽培したもの。美吉野醸造様では、「奈良・吉野の地で育まれた米や水を、風土が残した菌で生かす」という強い想いのもと、通常の数倍の時間と手間をかけて、吉野の自然に寄り添った酒造りを行っています。

代表銘柄である「花巴」は、蔵に住み着いた天然酵母だけを使った「酵母無添加製法」でつくられており、蔵の個性がしっかりと感じられる日本酒となっています。

 

今回私たちは、この「花巴」の酒造りで生まれる酒粕と梅実を使い、新たな商品を開発。美吉野醸造様とともに、新たなスイーツづくりに取り組みました。

 

こだわりの酒造りが生み出す、個性豊かな味わいを楽しむ

日本酒の醸造過程で必ず出てくるのが酒粕。独特の風味が楽しめるほか、美容や健康に良いともいわれる酒粕は、スーパー等でもよく見かけますよね。料理に活用されている方も多いのではないでしょうか。しかし、酒造りでできる酒粕の量はかなりのもので、すべてを消費するのはなかなか難しいのが現状です。しかも酒粕は売れ残ってしまうと産業廃棄物となってしまいます。

 

美吉野醸造様は、酒米など地元の素材を使用して地域農業を盛り上げるとともに、「土地の恵みを余すことなく食べつくし、地域のおいしさを伝えていく」ことを大切にしておられます。

私たちハートスは、そうした想いに応えるべく、醸造の過程でできる酒粕や梅実を有効活用できるよう、今夏2種類の商品を開発しました。それが「酒粕アイス」と「梅実ソルベ」です。

 

どちらの商品も、自然由来の原料にこだわり、添加物は一切使っていません。

さらにくず粉で滑らかな口当たりを叶えるとともに、砂糖はきび糖を使って上品な甘さに仕上げました。2つのひんやりスイーツは、濃厚ながら優しい甘味でくどさがなく、癖になる深い味わいとなっています。

 

中でも酒粕アイスは、「酒粕?!」と、最初は驚かれるかもしれません。長期間熟成された酒粕を使用しているため、酒粕特有のアルコールの匂いは抜け、お米本来の甘みや旨味が感じられる一品に。酒粕が苦手な方でもおいしく召し上がっていただける新感覚の自然派アイスとなっています。

 

もう一つの梅実ソルベは、梅酒「花巴梅酒」を製造するときにできる梅実を有効活用。甘さを抑え、梅の酸味を活かした爽やかなソルベは、素材本来の味を楽しむことができます。

 

これらの商品は、美吉野醸造様のオンラインストアで購入することができます。

こだわりの酒造りが生み出す個性豊かな味わいをぜひご堪能ください。

美吉野醸造オンラインストア 酒粕アイス&梅実ソルベ

https://hanatomoe-shop.com/products/ice

 

ハートスのOEMで広がる食材の可能性

ハートスフードクリエーツでは、本来捨てられてしまうはずの食材を使った商品開発にも力を入れて取り組んでいます。

規格外の野菜や果物など、行き場がなくなってしまった食材に新たな付加価値をプラスし、魅力ある商品をご提案しています。小ロット生産にも対応していますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

ハートスフードクリエーツは、これからもOEM事業に積極的に取り組み、新たなおいしさを生み出しながら、フードロスといった社会問題の解決にも貢献してまいります。