園施設の中にある調理室で作ったお昼ごはんを、子どもたちに食べさせてあげたい。
多くの保護者の方、そして園施設の皆さまはそう願っているはずです。
2010年の法改正により、一部の園では給食の外部搬入が認められるようになりました。
待機児童問題や、保育施設職員の減少などにより増加するばかりだった園施設の負担は、若干軽減されたことになりますが、やはりできたての給食を提供し続けたいというこだわりをお持ちの園施設様も多数いらっしゃいます。
そこでハートスでは、専門の栄養士・調理師を毎日園に派遣し、園の皆さまと連携しながら行う自園調理を請け負っております。
自園調理の良いところ
できたての料理を温かいうちに食べられる
料理はできたてが一番美味しい。きっと誰もが納得するはずです。
忙しい現代のライフスタイルの中で、子どもたちができたての料理を口にする機会は残念ながら減っています。
自園調理なら、子どもたちにできたての料理を食べてもらうことができます。
その場で調理するからこそ出せるメニューもあり、子どもたちが口にする料理の幅が広がります。
また調理員が材料を切る音やその様子を見たり、お昼が近づくにつれてだんだんいい匂いがしてきます。
「おなかすいたなあ」「今日の給食なんだろう?」そんなわくわく感が、子どもたちの食への関心を高めてくれます。
子どもたちのアレルギー・体調に合わせた調理
子どもたちのアレルギーは十人十色です。
自園調理なら、7大アレルギーだけではなく個別の対応も可能となり、よりきめ細やかな提供ができます。
また食器は他の子どもたちと同じものを使うなどの配慮を行い、できるだけ子どもたちが楽しく食事ができる環境を整えることも大切です。
自然な食育が実施できる
調理の様子や調理する人の顔が見られるのはもちろん、一緒に「いただきます」をすることで、調理員と自然な会話がはずみ、食への関心や感謝の気持ちが芽生えます。
園ごとの行事に合わせた季節の献立を体験したり、一緒に調理体験をする機会も作りやすくなります。
使用する食材から配膳まで管理できる安心感
自園調理のメリットとして、使う食材を調理員がその目で見てチェックできるという点があります。
また調理の一番はじめから、子どもたちの口に入るまでの工程すべてを管理することができるため、新鮮で安全な給食を提供できます。
園の皆さまとの4つのお約束
私たちは、園の皆さまと子どもたち、保護者の皆さまに安心と満足をお届けできるよう、以下の4つをお約束いたします。
すべての子どもたちにとって安全な給食
体質や体格、体調が一人ひとり違う子どもたち全員にとって「安全な」給食。
この当たり前の基準を満たすため、園施設に求められるハードルはとても高いものになるでしょう。
ハートスでは、様々な観点から「当たり前の安全」を実現するための取り組みを実施しています。
HACCPに沿った厳しい衛生管理
HACCPとは、厚生労働省が推奨する食品衛生管理の手法です。
完成品のみならず、すべての工程において「分析」「モニタリング」「検証」「記録」等の管理を行い、異物混入等の間違いが起こらないよう、徹底的に衛生管理を行なっています。
また、従業員に対して月に一度の研修を行い、実際に調理を担当する者が厳しい衛生管理の視点を持ち続けることができるように指導しています。
アレルギー個別対応
卵・乳・小麦・そば・ピーナッツ・えび・かにの7大アレルゲンはもちろん、一人ひとりのアレルギーに対して細かく対応が可能です。
園施設様の方針を伺いながら、除去すべき食材を増やしたり、食器の洗浄を分ける、他の子たちと同じ食器で提供するなどできるだけ柔軟に対応いたします。
詳細はご相談ください。
地産地消を主軸に、こだわりの国産素材を使用
ハートスの給食は、子どもたちが「おかわり」したくなるような美味しい給食を目指しています。
まだ成長初期の段階にある子どもたちの舌は、とても敏感です。
ごまかしが効かないと同時に、本当に美味しいものは美味しいとちゃんとわかってくれます。
子どもたちの心身の発達にとても重要な役割を担う給食ですから、素材にはとことんこだわります。
そのために原材料費がかかるのは、大歓迎だとさえ思います。
しかし本来、地元で採れた新鮮な旬の食材というのは、八百屋さんや魚屋さんで一番美味しく、栄養満点で、しかも安いものです。
季節外れのものを使ったり、珍しい高級食材を使ったり、キャラクターもので子どもたちの目を引くために原材料費をかけることに、ハートスはあまり賛成していません。
なるべく安くて本物の食材を使って、毎日給食で食べてもらいたい。
スタッフ自ら農家さんや漁師さんのもとを訪れ、自分たちの足と舌で選びぬいた食材を調理し、子どもたちが美味しそうに残さず食べてくれるあの瞬間のために、私たちは食材にこだわっているのだと思います。
2019年、淡路島に自社ファームを設立しました!
子どもたちに安全で美味しい給食を食べてもらいたい。
その一心で、淡路島に自社ファームを作ってしまいました。
現地のベテラン農家さんたちの力を借りて、少しずつですが子どもたちの食卓にのぼる食材を自社製の野菜に置き換えています。
園の皆さまの強力なサポート役として
私たちは自園調理の委託業者ではあるものの、あくまでも園施設の皆さまの考え方を最大限尊重した運営をしたいと考えております。
昨今の人手不足に加え、HACCPのように厳格化する衛生管理への対応や、増加するアレルギー持ちの子どもたちへの個別対応。
給食まわりに関する業務だけでも、膨大な仕事量になります。
そんな中、園施設様の給食や食育に対する方針を伺いながら、献立の提案を含む給食関連の業務をおまかせいただくことで、園施設様の負担を減らし、子どもたちと直接触れる時間を安心してもっと増やしていただけたら。
ハートスはそんなときに存在意義を感じます。
ぜひ「園のこだわり」をお聞かせください。園施設様の負担を減らしながら、実現に向けてできるだけサポートさせていただきます。
食育への取り組み
給食そのものの品質に加えて、私たちが大切にしている柱が「食育」です。
共働きのご両親が増え、子どもたちが食を通じて自分たちの口にするものについて学びを深める機会が減ってしまっています。
欠食があったり、季節の野菜がわからなかったり、化学調味料の味に慣れてしまっている子どもたちも大勢います。
そんな中、食材や調理に対する関心を取り戻し、さらに豊かに育んでいくための「食育」の重要性が叫ばれ、厚生労働省から食育に関する指針も発表されています。
ハートスでは、園施設様と連携しながら子どもたちに自然に「自分の食を運営する」力を身につけてもらえるような取り組みを実施しています。
また、保護者の方も含めた親子料理教室も実施しております。
給食メニュー例
委託までの流れ
弊社スタッフからお返事/訪問
まずは貴園の現在の状況、ご要望や課題点、今後の運営方針などをお伺いします。
ウェブサイト上では公開できない事例のご紹介もいたします。
スタッフが実際に伺って、施設内の調理設備などを拝見できますと、スムーズにご提案可能です。
お打ち合わせ/ご提案
ヒアリングを通じて、貴園向けの具体的なプランをご提案いたします。
園のこだわりポイントなどをぜひお聞かせください。
給食の試食会もご希望に応じて実施いたします。
ご契約
ご納得いただけるまで何度でも提案内容を調整し、ご契約書の作成、締結を行います。
運営開始
研修を積んだ貴園専門の栄養士と調理師を本社より派遣し、業務開始となります。
気持ちは貴園のスタッフの一員として、心を込めて調理いたします。
運営に関しましては現場責任者がしっかりとサポートいたしますのでどうぞご安心ください。