カラダが喜ぶ旬の食材レシピ第一弾!夏バテ防止・疲労回復効果が期待できる「赤しそシロップ」を作ってみませんか

7月に入り、毎日蒸し暑い日が続いていますね。

しかも梅雨が明ければ夏本番!さらなる暑さをどう乗り切ろうかと、頭を悩ませている方も多いことでしょう。

そこで今回は、疲労回復や食欲促進の効果も期待できる、夏バテ防止にぴったりの「赤しそ」を使ったレシピをご紹介します!

 

さまざまな効能をもつ日本のハーブ 赤しその秘めたる力とは?

6月~8月中頃まで出回る赤しそ。

昔から様々な薬効が知られ、食用または漢方薬として用いられています。その昔中国では、カニを食べて食中毒を起こした子どもに、赤しそを煎じて飲ませたところ、元気を取り戻したという逸話があります。シソは漢字で書くと「紫蘇」。まさに「命を蘇らせる紫の葉」というわけですね。

 

そんな赤しそには、ビタミン類やミネラル類が豊富に含まれており、疲労回復、食欲増進効果をはじめ、アレルギー予防、美肌、整腸、ダイエットなど様々な効能があると言われています。鉄分やカルシウムも多く含み、歯や骨を丈夫にする効果も期待できます。またポリフェノールの一種であるアントシアニンを含む赤しそは、疲れ目の改善、視力回復、老眼の予防にも効果的だそうですよ。

 

夏にぴったり「赤しそシロップ」 おすすめの食べ方もご紹介!

ここまでさまざまな効能があると聞けば、赤しそを試してみたくなりますよね!

これからの酷暑を乗り切るためにも、疲労回復や食欲増進効果のある赤しそは摂取したい食材の一つです。

ただ「赤しそってどう使えばいいの?」と思う方も少なくないはず。そこで、赤しその栄養をたっぷりと摂取できる、ハートスおすすめの「赤しそシロップ」のレシピをご紹介します!手軽に作れる上、砂糖の分量を増やせば長期保存もできるので、一度にたくさん作って作り置きをしておくのもいいですね。

 

<材料>

赤しそ 200g

水 1ℓ(1000ml)

砂糖 1kg(※短期間で使い切る場合は200~250gでもOK)

レモンまたはクエン酸 大さじ2杯程度

 

<手順>

  1. 赤しそはよく洗い、茎を取り除き、葉だけにします.

茎ごと使うとえぐみが出てしまうので、茎は除いて葉だけを使いましょう。

また赤しそに、大葉を3~4枚ほど加えると、大葉本来の香りや風味がシロップをよりおいしくしてくれます!

 

  1. 鍋にお水を入れ沸騰させてから、一度赤しそをサッと湯がきます。

スーパーなどで購入したものは、農薬を使用している可能性があるため、最初にほんの一瞬ゆでこぼすようにすると安心です。

ハートスで販売しているものは、無農薬のため②の工程は省略してもOKです。

 

  1. もう一度鍋に水を入れ、沸騰したところで砂糖を入れ溶かします。その後、下処理をした赤しそを入れ、緑色になるまで煮詰めます(約5分)。その後、ざるにあけて赤しそを取り除いてください。

赤しそはしっかり絞って天日干しにした後、ミキサーにかければゆかりのふりかけに。塩と昆布茶を加えると、おいしいゆかりのふりかけになりますよ!ぜひお試しください。

 

  1. レモン汁またはクエン酸を加えよく冷やせば完成です。

レモンやクエン酸を加えることで、目にも鮮やかな赤色に。見た目も涼やかなシロップになります!無添加にこだわりたい方は、クエン酸よりもレモンを使うと良いでしょう。

 

<注意点>

水と砂糖の割合は1:1が基本ですが、甘さを控えたい方は、砂糖を1/4まで減らしてみてください(水1 ℓに対して砂糖200~250g)。ただし砂糖を減らすと長期保存はできません。2カ月程するとカビが生えてしまいますので、早めに使い切りましょう。

水と砂糖の割合を1:1にすると、シロップは1年ほど保存することができます(要冷蔵保存)。

 

<おすすめの食べ方>

赤しそシロップは水や炭酸水、牛乳で割ってお楽しみください。

梅シロップを別に作り、赤しそシロップと合わせて使うのもおすすめです。また水と砂糖の割合を1:1で作った場合は、プレーンヨーグルトにかけてもおいしいですよ!かき氷にもぴったりですね。

 

赤しそは、神戸・御影「TOKINONE」前で、毎月第三土曜日に開催しているハートスマルシェでも販売していますので、お近くに来られた際はぜひ覗いてみてくださいね。

「TOKINONE」前のマルシェは、7月は20日(土)、8月は17日(土)を予定しています。

※収穫状況などにより販売していないこともありますので、予めご了承ください。

 

これから本格的に始まる猛暑の日々。

赤しそシロップで、健康を維持しながら楽しい夏を過ごしてくださいね!