子どもたちの野菜嫌いを克服!2年目社員が手がけた「おやさい戦隊 ベジきゃっと」誕生秘話

ハートスフードクリエーツでは、社員一人ひとりの「やりたい」の声やアイデアを積極的に取り入れ、新しい商品やサービスを生み出しています。

その代表的な取り組みが、毎年恒例の新人社員による新商品開発プロジェクト。

毎回ユニークなアイデアが生まれていましたが、商品開発の道のりは決して簡単ではなく、商品化に至った事例はこれまでありませんでした。 

ところが今年、厳正な社内審査を経て、2024年度入社の2年目社員4名が発案した企画が、なんとプロジェクトの開始以来、初の商品化を実現したのです!

今回は、彼らの熱意と努力が詰まった新商品「おやさい戦隊 ベジきゃっと」をご紹介します。 

2年目社員が子どもたちの「野菜嫌い」に挑む! 

「うちの子、どうにかして野菜を食べてくれないかな…」多くの保護者の方が、お子さんの野菜嫌いに頭を悩ませていますよね。

野菜をなかなか口にしてくれないお子さんを見て、もどかしい気持ちになっている方もきっと多いはずです。 

この課題と向き合ったのが、2年目社員たち。

「子どもたちに野菜を好きになってほしい!」そんな想いから「おやさい戦隊 ベジきゃっと」を企画・開発しました。

「野菜を食べられた!」という小さな成功体験を積み重ねていくことで、少しずつ野菜に対する苦手意識をなくしてもらうことが狙いです。 

この企画が商品化できた大きな理由は、それぞれの専門性を活かしたチーム連携にあります。

どんなに優れたアイデアも、形にするための専門知識やスキルがなければ実現は難しいものです。

このプロジェクトでは、パッケージデザインを担うデザイナー、野菜の栄養に精通した栄養士、そしてアイデアを具現化する調理師が、自らの専門性を存分に発揮。

その結果、他にはないユニークな商品が生まれました。 

おいしいだけじゃない!「ベジきゃっと」の秘密

「おやさい戦隊 ベジきゃっと」のこだわりは味。

「野菜をたっぷり使いつつも、子どもたちがおいしいと喜んでくれるように試行錯誤を重ねました」と開発メンバー。

野菜本来の味や色を活かしながら、甘みを加えることで、野菜の風味が出すぎないよう工夫したそうです。 

もうひとつのこだわりは見た目。

子どもたちが思わず手に取りたくなるよう、かわいらしいネコと肉球の形に。特にネコは戦隊ヒーローをイメージしており、子どもたちの心をつかむキャラクターデザインに仕上げています。

それぞれの野菜の効果効能に合わせた個性豊かな「ベジきゃっと」をヒーローに見立てました。 

・かぼちゃいえろー 

皮や種まで栄養いっぱいのカボチャの力で子どもたちの身体を丈夫にします。 

・こまつなぐりーん 

体を疲れにくくする小松菜パワーでみんなの元気な毎日を応援します。 

・むらさき芋ぱーぷる 

栄養たっぷりのむらさき芋が、子どもたちの目の健康を守ります。 

肉球の形のクッキー素材は、にんじんと赤ピーマン。

彩り豊かなヒーローたちが、野菜のパワーで子どもたちの健やかな成長をサポートします。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パッケージにも、子どもたちの心をつかむ仕掛けが満載です。

商品ロゴの「おやさい」の文字部分には野菜のイラストをあしらい、ポップで楽しいイメージにしました。

また、個包装のパッケージ裏側には、野菜にまつわるクイズを載せ、クッキーを取り出すと答えが分かるようにしています。 

おいしくてかわいいだけではない、子どもたちが楽しめるエンターテインメント要素も盛り込みました。 

新商品は園内マルシェで即完売 !「野菜っておいしい」の声も!

給食調理を請け負う幼稚園や保育園で開かれる「園マルシェ」でこのクッキーを販売したところ、初回予定数はすぐに完売しました。 

「かわいいから買ってとせがまれた」「野菜っておいしいと子どもが喜んで食べた」といったうれしいお声をたくさんいただいています。 

開発メンバーらは、「この商品を通して、子どもたちが野菜に興味を持ち、食べることが心と身体の健康につながると知ってもらえたらうれしい」と話します。 

「おやさい戦隊 ベジきゃっと」は、現在「ハートスマルシェ」で販売中です。また今後は、現在構築中のECサイトでも販売する予定。

皆さんの元にヒーローがやってくる日を楽しみにしてくださいね!