【卒園・卒業の春】リクエスト給食にお祝いのお菓子!給食室から届いた思い出いっぱいのエピソード

春は、給食室が一年で一番そわそわして、そして温かい空気に包まれる季節です。
私たちが給食をお届けしているこども園や学校でも、たくさんの子どもたちが卒園・卒業の日を迎えました。
今回は、現場のスタッフから届いた、この時期ならではの給食室のエピソードをお届けします。
苦手な野菜も「おかわり!」に変わる給食の時間
入園したばかりの頃、「家では野菜を全然食べてくれなくて…」と心配そうにお話しされる保護者の方は少なくありません。
でも、お友達と一緒に囲む食卓の力や、出汁をしっかり効かせた味付けの工夫で、気がつけば「おかわり!」の声が響くようになります。
保護者向けの座談会でレシピや調理のコツをお伝えすると、「家でも食べてくれました!」と嬉しい報告をいただくことも。
卒園を迎える頃には、すっかりお兄さん・お姉さんの顔つきになった子どもたち。
その心と体の成長を「食」を通じて見守れることは、現場の給食スタッフにとって何よりの喜びです。
「全員で同じメニューを」想いを込めた卒園バイキング

ある園では、2年前から年長さん向けの特別なイベントとして「卒園バイキング」を実施しています。
この日は教室の壁を取り払い、子どもたちも先生も、そして私たち給食スタッフも、みんなでひとつの空間に集まって食事を楽しみます。
実は、普段の給食では10種類以上のアレルギーに対応し、一人ひとりの体質に合わせた代替メニューを作っています。
でも、「最後のバイキングだけは、全員が同じものを笑顔で食べてほしい」。
現場のそんな強い願いから、メニューをゼロから見直しました。
既製品には頼りません。
代替食材を駆使し、ほぼすべてを一から手作りすることでアレルギーの不安をクリア。
ハンバーグ、ポテト、ピザ、ブリの照り焼きなど、子どもたちの人気メニューを「全員が一緒に食べられる」形に仕上げました。
当日、「〇〇ちゃんと一緒だね!」「これ、全部食べていいの?」とお互いのお皿を見せ合いながら目を輝かせる子どもたち。
アレルギーのある子もない子も、みんなで「美味しいね!」と笑い合う光景は、給食スタッフにとって一年間の集大成とも言える、何にも代えがたい瞬間です。
子どもたちの「食べたい!」に応えるリクエスト給食と、お祝いの手作りお菓子


卒園が近づく2月後半から3月の最終日までは、連日のようにリクエストメニューが続きます。
子どもたち一人ひとり、思い出の味はバラバラ。
給食室はてんてこ舞いの忙しさになりますが、「最後だから全部叶えてあげたい!」と、スタッフも気合を入れて献立をやり繰りしています。

さらに、卒園式の1日前には、給食室主催の「子どもたちだけの卒園式」を行い、手作りのお菓子をプレゼントしています。
今年は「きな粉のスノーボール」を選びました。
アレルギーの心配がなく、全員が安心して美味しく食べられる大人気メニューです。
スタッフ全員で書いた「おめでとう」のメッセージカードと一緒に手渡すと、子どもたちの顔に満面の笑みが広がりました。
私たちが毎日の給食に込める想い
ハートスフードクリエーツが毎日作っているのは、単なる食事ではなく、子どもたちの心と体を大きく育む時間そのものです。
当たり前のように食べていた給食が、大きくなってからも「あんなメニューがあったな」「みんなで食べて楽しかったな」とふっと笑顔になるような記憶として残ってくれたら…。
私たちにとって、これ以上の喜びはありません。
これからも、愛情たっぷりの手作り給食を通して、園の先生方と同じ目線で子どもたちの成長を見守り続けていきます。
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