ハートスランド(ぶどう園)が8月25日に開園  今年もおいしいぶどうが育っています!

淡路島・常盤観光ぶどう園の一つ「角田農園」の角田さんからぶどう園を引き継いだハートスフードクリエーツ。私たちがぶどう作りに携わるようになってから、はじめて収穫の時期を迎えます。

8月25日(金)からは、現在栽培しているピオーネとベリーAの販売を開始する予定です。風味豊かな角田さんのぶどうはいつも大好評。毎年収穫を楽しみにされているファンもいるほどです。毎年9月初旬には完売しているため、「淡路島のぶどうを味わってみたい!」という方は早めにご予約くださいね!

おいしいぶどうができるまで

 

 

 

 

 

 

 

「ぶどう作りに休みはない」と話す角田さん。

その言葉通り、おいしいぶどうが収穫できるまでには多くの時間と手間がかかっています。

特にぶどう農園が忙しくなるのが、ぶどうの芽が膨らみ、葉が開き始める4月下旬頃。

ここから本格的にぶどう作りの作業が始まっていきます。

どのような工程を経て収穫に至るのか、ここで主な作業内容をご紹介しておきましょう。

 

<ぶどうができるまで>

・芽かき

同じ部分から出た2本の枝の片方や細い枝を摘み取り、すべての枝にバランスよく栄養と日光が届くようにします。

 

・誘引(ゆういん)

枝が80 cmほど伸びた頃、上を向いた枝を横に寝かせる「誘引」を行います。枝を寝かせることで、日光が当たりやすくなり、ブドウの花芽に養分が行き渡ります。

 

・房づくり

 

 

 

 

 

ぶどうの花芽を先端だけ残し、他は切り落としていきます。これをすることで、残した部分に養分を届けることができ実がつきやすくなります。

 

・ジベレリン処理

ジベレリン処理とは、ぶどうから種をなくすための作業。ジベレリンは、植物がもっているホルモンの一つ。ぶどうの房をカップに注いだジベレリン液に浸すと、種のないぶとうができあがります。

 

・ぶどうの摘房(てきぼう)&摘粒

ぶどうの粒が直径1cmほどになった頃、余分な房を間引く「摘房」の作業を行います。少しもったいない気もしますが、房を多く残し過ぎると、ぶどうの色付きが悪くなり、おいしいぶどうにはなりません。

また房を間引きした後は、すぐに粒の間引き「摘粒」に取りかかります。隙間を開けることで粒と粒の間にスペースができて一粒が大きくなり、色付きも良くなります。

 

・ぶどうの袋がけ

梅雨の時期に入ると日照時間が少なくなり、病気や害虫が発生しやすくなります。しかも鳥や虫たちの間でも「角田さんのぶどうはおいしい」ともっぱらの評判!甘い香りに誘われてやってくる鳥や虫にかじられないためにも、一房ずつ手作業で袋をかけていきます。

 

ぶどうは、収穫が終わってからも枝の剪定や栄養ある土壌を作るための施肥作業などを行い、おいしいぶどうが育つ土台作りをしています。1年間、愛情と手間暇をかけて育てているからこそ、みずみずしく甘いぶどうが実ります。

 

8月25日(金)より販売開始!


 

 

 

 

 

 

 

現在は袋がかけられたぶどうが農園ですくすく育っています。

緑だったぶどうの実も、8月上旬頃から少しずつ濃い紫色となり、最後は紫黒色へと色づいていきます。

そして8月25日(金)にはハートスランドが開園。今年は「角田農園」からバトンを受け継ぎ、「ハートスランド」としてぶどうの販売を行います。毎年9月初旬には完売となっていますので、購入を希望される方はお早めにお問い合わせください。

 

ぶどうは電話で事前に予約をお願いいたします。お引渡しは、淡路島・野島常盤地区にあるぶどう農園「ハートスランド」となります。郵送も可能ですが、その場合は別途送料がかかりますのであらかじめご了承ください。

また「神戸食堂はぁとす。」でも販売を行います。数量限定販売となりますので、購入を希望される方は、事前のお問い合わせをおすすめいたします。

<予約・お引渡しについて>

・お問い合わせ先:078-360-4602(神戸食堂はぁとす。)

・ハートスランド:〒656-1726 兵庫県淡路市野島常盤68-4

※神戸淡路鳴門自動車道の淡路インターチェンジから約15分

・販売価格:ベリーA2000円、ピオーネ2800円、2種のミックス2400円(すべて2kg)

・営業時間:午前9時~午後4時

・※ぶどうがなくなり次第終了

 

この機会に一度、淡路島の大地で手間暇かけてつくられたピオーネとベリーAを味わってみませんか?ぜひ現地に足を運んでいただき、実際のぶどう園の様子も見ていただければ、より一層ぶどうがおいしく感じられると思います。

皆さんのお越しをお待ちしています!